今どうなってるの?!東大阪
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ふるさと東大阪2013年12月14日掲載





                                        写真は、「枚岡自然と文化愛好会」の提供です。
 
                                      
                              
主役はお猿

笑いで一年を健やかに


              神社でどじょう   クリック:拡大
 上の写真は、お笑い神事の日のこと。ちょうど七五三参りにやってきた子どもたちも猿回しに興味津々のようす。食い入るように見ています。それにしても、大人の笑顔が無邪気ですなあ。
 
 
 突然背後から現れた
どじょうすくいのおじさん。キャーッと驚くご婦人に、まわりからの爆笑が聞こえてきそう。これもお笑い神事の日の一コマですそういえば、今年のお笑い神事は12月25日(水)です。笑いで新しい年を開きたいですね。   
                ※
正式名は、注連縄掛神事(しめかけしんじ)

 
粥占神事
  五穀よ健やかに育て!

 明けて正月の11日(土)、河内平野の五穀の豊凶や、その年の天候を占う粥占神事(かゆうらしんじ)が執り行われます。連綿と続くこの神事は、府の無形文化財にも指定されています。
 昔、農村だったころ、人々の一番の願いは、農作物がすくすくと健やかに育つことだったでしょう。現代の皆さんは、何を祈りますか。
 
        粥占神事 クリック:拡大

緊張のとき
        蹴鞠  クリック:拡大  
   健やかな和の心で

 正月の15日(水)、粥占いの結果を記した占記が配られます。この日、恒例となった(けまり)奉納があります。仏教伝来とともに渡ってきたといわれる蹴鞠ですが、下賀茂神社の保存会がこれを披露してくれます。
 蹴鞠は、相手が受け取りやすいように返す事が大切です。よく続くと観客から大きな拍手が湧きます。勝つことばかり考えず、人の和を大事にすると、健やかな心で暮らせそうです。
                   

お湯神楽
  無病息災、健康を祈る


 2月3日(月)の節分の日には、節分祭が執り行われます。その夕方から湯立神事(ゆたてしんじ)があります。巫女さんが煮え立った湯を前に神楽を舞います。笹の葉を束にしたものを熱湯につけ、四方に飛び散らせます。このしずくを浴びれば一年を健やかに暮らせるというのです。びちゃびちゃに濡れる人もいますが、「過ぎたるは及ばざるが如し」にならないように・・・。

     湯立神事  クリック:拡大


   
 
第10回 枚岡自然と文化写真展 会場にて
  


写真提供「枚岡自然と文化愛好会

 
国定公園の指定を受ける生駒山麓は、大阪府下では数少ない自然の貴重な地域として広く知られています。
 府民はもとより、府外からも四季の移り変わりを求めて、登山やハイキング等に訪れます。
 「枚岡自然と文化愛好会」は、生駒山の四季と、そこに悠久の昔から鎮まる枚岡神社の神事、行事を写真等をもちいて記録に残し、我々の大切な文化として、次の世代に伝えることを目的としています。

       
会長  石橋 勇

シリーズ バックナンバー
シリーズ11 枚岡の新春神事
シリーズ10下 生駒山の野鳥 シリーズ22 雨の秋郷祭
シリーズ10上 生駒山の野鳥 シリーズ21 夏にパワフル
シリーズ9 自然の営み シリーズ20 春の予感
シリーズ8 山麓にみる人間模様 シリーズ19 笑門来福
シリーズ7 祈りの象 シリーズ18 豊穣を祈る
シリーズ6 祭りの熱気 シリーズ17 夏越の季節へ
シリーズ5 山麓の原風景 シリーズ16 山麓に春
シリーズ4 一帯は花盛り シリーズ15 晩秋から冬へ
シリーズ3 神津嶽  シリーズ14 絆(きずな)
シリーズ2 布団太鼓の宮入 シリーズ13 初夏の彩り
シリーズ1 朝の紫陽花  シリーズ12 里山は冬から春へ

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