2017年12月6日掲載
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写真は、「枚岡自然と文化愛好会」の提供です。 |
いよいよ師走に突入。筆者は、今年を振り返るいとまもなく、年を越すのにあくせくしています。みなさまはいかがお過ごしですか。今回も、すばらしい写真を提供いただき、4部構成で山麓の風物を紹介をさせていただきます。お忙しいなか、ちょっと手を休めてご覧ください。良い年を迎えられますように、お祈り申し上げます。
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怪鳥現る (五条町) |
月とハルカス(枚岡梅林) クリック:拡大 |
透き通るような青い空に、黄色の花弁が映えます。よくみると、キバナコスモスです。夏から咲いていましたが、11月の声を聞くと勢いも衰えます。晩秋のうら悲しい雰囲気も漂います。日がとっぷりと暮れる西の空、暗闇をバックにしたお月さんと、朱色をバックにしたハルカスが向き合っています。どんな対話をしているのでしょうか。
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社に光芒(枚岡神社)
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夕景2(五条町) クリック:拡大 |
朝霧が立ち、木々の隙間から光の帯=光芒(こうぼう)が射しています。神聖な場所に一層荘厳さを加えます。「朝霧」は、秋の季語です。
山小屋のようなログハウスに夕日が当たり、秋色に染まっています。窓ガラスに反射した光が、目にまぶしいです。朝夕は、めっきり冷えてきました。
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親ごころ(枚岡神社) |
かわいいわが子の成長を祝う七五三。時代が変わっても親心は変わりません。でも、なぜ11月15日前後なのでしょう。どうやら、徳川将軍家が旧暦11月15日に「袴着(はかまぎ)の儀式」を行なったからのようです。この時期は神社の巫女(みこ)さんも大忙し。心なしか足早です。それと対照的に、のんびり構える女郎蜘蛛(じょろうぐも)。生き物を大切にする神社ならではの風景。 |
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夕景1(五条町) |
街へ(東山町) クリック:拡大 |
今年の冬至は12月22日(金)。それに向け、ますます日が短くなってゆきます。心がせわしくなるのはそのせいもあるのでしょうか。
年の暮れの「正月買いもん」に出かける人も多くなります。東大阪を通る大動脈の近鉄奈良線やけいはんな線も大活躍。
酉年もあとわずか。立つ鳥跡を濁さずということわざもあります。心おきなくダフルな新年を迎えられるよう、もうひと踏ん張りです。 |
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文:楢よしき 校正:駒 |
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新会長 湊 守雄さん
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写真提供:「枚岡自然と文化愛好会」
国定公園の指定を受ける生駒山麓
は、大阪府下では数少ない自然の貴
重な地域として広く知られています。
府民はもとより、府外からも四季の
移り変わりを求めて、登山やハイキン
グ等に訪れます。
「枚岡自然と文化愛好会」は、生駒
山の四季と、そこに悠久の昔から鎮
まる枚岡神社の神事、行事を写真等
をもちいて記録に残し、我々の大切な
文化として、次の世代に伝えることを
目的としています。
会長 湊 守雄
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<シリーズ バックナンバー>
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