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2018年3月5日掲載 |
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写真は「枚岡自然と文化愛好会」の提供です。 |
2、3日の陽気続きで、春の到来を感じるようになりました。でも、昔から三寒
四温といいますから、人間にとって油断は禁物です。
山麓はしかし、確実に春へ春へと時を刻んでいます。梅・桜・こぶし、そして野
に咲く数々の草花は、いまや遅しと待ち構えています。私たちも、山麓に立って
春が来るのを出迎えようではありませんか。
index
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① 早春・冬去りて春近し |
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今年の日本列島の冬は、大きな雪害に見舞われました。以前は
もっと降った記憶があります。近年の少ない雪で、油断があった
かも知れません。 |
散歩 (豊浦町) |
さて、私たちの東大阪でも僅かな
がら降りました。雪害に悩む地方に
は悪いですが、生駒山麓は雪化粧
したような美しさ。シルエットの世
界は幻想的です。
ここから季節は大転換。早春を迎
え、階段をのぼる足取りも軽く、犬
の散歩も楽しみになってきます。
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②花の競演の始まり |
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水仙 1 (枚岡梅林) |
水仙 2 (枚岡梅林) 拡大:クリック
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寒い冬に咲き始めるのが水
仙の花。花に雪が積もってい
る光景も目にします。香りのよ
さ、凜とした姿の美しさで愛さ
れます。梅が復活するまでの
間、枚岡梅林を華やかに彩っ
てくれる早春のスターです。
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春が来た(客坊町) 拡大:クリック) |
青空が広がる生駒山麓を走り下る
近鉄電車。その電車と競演するのは
菜の花です。
「暖かい春が来たよ」と、私たちを
戸外へと誘ってくれていまず。 |
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③山麓に活気が甦る |
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幸 (枚岡神社) |
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専守寺鐘楼(五条町)
拡大:クリック |
月がかわり3月に入ると、人々の
動きがいっそう活発になってきます。
結婚式も急に増え始めるそうです。
梅の花の下を、巫女さんを先頭に
静々と新郎新婦たちがすすみます。
ちなみに、梅の花言葉は、「高潔」
「忠実」「忍耐」とか。紅梅はさらに
「優美」という意味が加わります。
華やかな光景に出会うことができ
ました。
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早春 (枚岡神社) 拡大:クリック |
いち早く春の訪れを知らせ
るのが梅の花。「百花の先駆
け」とも称されます。
生駒山麓は、これからまさ
に「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」
ともいえる季節を迎えます。
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新会長 湊 守雄さん
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写真提供:「枚岡自然と文化愛好会」
国定公園の指定を受ける生駒山麓
は、大阪府下では数少ない自然の貴
重な地域として広く知られています。
府民はもとより、府外からも四季の
移り変わりを求めて、登山やハイキン
グ等に訪れます。
「枚岡自然と文化愛好会」は、生駒
山の四季と、そこに悠久の昔から鎮
まる枚岡神社の神事、行事を写真等
をもちいて記録に残し、我々の大切な
文化として、次の世代に伝えることを
目的としています。
会長 湊 守雄
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写真提供:枚岡自然と文化愛好会 編集:楢よしき 校正:駒
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