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2018年12月28日掲載 |
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写真は「枚岡自然と文化愛好会」の提供です。 |
いよいよ旧年と新年が入れ替わる時期となりました。生駒西麓・枚岡地域も
年越しの雰囲気に包まれています。来る新年が穏やかに明けますよう。そし
て、迎える年が皆様にとって平和で豊かでありますようお祈り申し上げます。
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① 山麓のゆく年 |
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神も仏もお笑い(枚岡神社) 2017年撮影 |
お笑い神事(枚岡神社)2017年撮影
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いよいよ年が改まる時期です。今回
はとくに、平成最後の年末でもあり感
慨深いものがあります。
枚岡神社では、天皇誕生日の12月
23日、恒例の注連縄掛神事※(通称
お笑い神事)が執り行われました。
昨年は奈良の古刹、薬師寺からの
僧侶の参加で盛り上がりました。今年
は管主自らが登壇されました。明治
の神仏分離令で無理やり引き離され
た両者ですが、笑いに「国境」はない
ことがひと目でわかります。
※注連縄掛神事:しめかけしんじ |
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どじょうすくい(枚岡神社) 2017年撮影 |
枚岡神社では、10年前からお笑い神事の内容が市民の参加
型へと進化しました。思い思いの仮装で楽しむ参加者が増え,てい
ます。参拝客は20分間の大笑いに挑戦です。 |
お笑いの日(枚岡神社)2017年撮影
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一方、伝統的な演芸も大い
に奮闘しています。地元で活
躍する大道芸の団体は滑稽
な踊りで笑いを誘います。
みんなで笑って楽しんで、
ゆく年の「災」を祓い、真新し
い注連縄に掛け替えて、くる
年を迎える準備をします。 |
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② |
山麓のくる年 |
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凍る滝(豊浦川) 2018年撮影 |
冬のプレゼント(枚岡梅林) 2018年撮影
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さて、みなさんはどんな風
に新年を迎えられるでしょう
か。寝正月を決め込む人、二
年参りを予定する人など百人
百様でしょう。
穏やかなお正月であること
を願います。
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粥占神事(枚岡神社) 2018年撮影 |
雪詣(枚岡神社) 2018年撮影
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科学的な天気予報もなか
ったその昔、豊かな実りを願
う人々の心の支えとなったの
が粥占神事※です。
その儀式は今の時代にも
連綿と受け継がれ、貴重な文
化遺産となっています。
※粥占神事:かゆうらしんじ
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奉納太鼓(枚岡神社)2018年撮影
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未来を知りたいと願うのはなにも昔
の人ばかりではありません。経済や
政治が混沌とする時代には、明るい
未来の到来を祈る心がいっそう切実
です。新年の奉納太鼓の力強い響に
励まされながら一年の出発としたいも
のです。
新しい年が、皆様にとって平和で豊
かな良き年となりますようお祈りいた
します。
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新会長 湊 守雄さん
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写真提供:「枚岡自然と文化愛好会」
国定公園の指定を受ける生駒山麓
は、大阪府下では数少ない自然の貴
重な地域として広く知られています。
府民はもとより、府外からも四季の
移り変わりを求めて、登山やハイキン
グ等に訪れます。
「枚岡自然と文化愛好会」は、生駒
山の四季と、そこに悠久の昔から鎮
まる枚岡神社の神事、行事を写真等
をもちいて記録に残し、我々の大切な
文化として、次の世代に伝えることを
目的としています。
会長 湊 守雄
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写真提供:枚岡自然と文化愛好会 編集:楢よしき 校正:駒
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