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2019年3月15日掲載 |
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写真は「枚岡自然と文化愛好会」の提供です。 |
春一番とは、立春から春分にかけて吹く温かくてやや強い南風のこと。
昨日の夜の風は、春一番だったのでしょうか。春の本格的な到来を待つ身
には、ワクワクとする季節のたよりです。今回も写真愛好家の方々のご協
力で、東大阪の生駒山麓枚岡地域に見られる春の息吹きをお届けします。
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ひと時の銀世界 (花園公園) |
季節が一番ダイナミックに変わるのが冬から春にかけてで
す。目の前の凍てつく大地や雪の平原が、見る見る緑一面
におおわれていきます。奇跡とも見える命の復活です。 |
光の道(なるかわ園地)
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四季のある日本では、春
が好きと答える人は4割を超
えます。厳しい冬に縮こまっ
ていた心と体が、温かな陽の
光に出会い、いっぺんに解け
ていきます。その心地よさに
生きる喜びすら感じます。
生き物すべてが同じ感覚
ではないでしょうか。
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宇宙と交信中 (枚岡神社)
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この季節の変化をもたらす
のが天体の動きです。太陽
をまわる地球の公転と地軸
の傾きが世界の季節を決め
ます。人間は何でもできると
うぬぼれてはいけません。
地球の鼓動や宇宙のささ
やきに謙虚に耳を傾けない
と・・・。
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健脚 (東豊浦町) |
落花 (枚岡神社) |
みなさんは春の近づきを何
で感じますか。梅が咲いたら
という人、水仙の花を見たら
という人などいろいろです。
中には花粉症がひどくなると
おっしゃる方もおられてお気の
毒です。冬から春にかけて咲
く椿は、名前に春がついてい
ます。俳句では、落椿(らくちん)
は春の季語です。
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親子でハイク (神津嶽)
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少しでも暖かくなると、外に出たく
なるのは本能でしょう。連れ立ってハイ
キングをする人が増えます。体を動か
すと汗をかき、上着を一枚また一枚と脱
ぎたくなります。真冬には考えられない
こと。
生駒山麓の木々の冬芽は、手のひら
を広げるような芽吹きの時を待ちます。
桜の花芽も、目立ってふくらんでくる
ころです。
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③春爛漫
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桜の下で (枚岡公園) |
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新入生 (枚岡公園)
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もうすぐ春がやってきます。
春の真っ盛りを象徴するのが
桜の花。桜の下での語らいは、
いかにもロマンチックです。
桜の開花は、今年も平年よ
り少し早まるようです。
小学校の入学式の日に、桜
をバックに記念写真を撮らせて
あげたいものです。 |
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陽春の神苑(枚岡神社)
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“一年の計は元旦にあり”と言います。
しかし学校年度や会計年度は4月から。
児童生徒の入学・進級、社会人の就
職など、歯車は4月に大きく回り出し、
希望に満ちた一歩の季節です。
桜は、そんな人々の夢を祝福するよ
うに、今年も華やかに咲いてくれるで
しょう。 |
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新会長 湊 守雄さん
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写真提供:「枚岡自然と文化愛好会」
国定公園の指定を受ける生駒山麓
は、大阪府下では数少ない自然の貴
重な地域として広く知られています。
府民はもとより、府外からも四季の
移り変わりを求めて、登山やハイキン
グ等に訪れます。
「枚岡自然と文化愛好会」は、生駒
山の四季と、そこに悠久の昔から鎮
まる枚岡神社の神事、行事を写真等
をもちいて記録に残し、我々の大切な
文化として、次の世代に伝えることを
目的としています。
会長 湊 守雄
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写真提供:枚岡自然と文化愛好会 編集:楢よしき 校正:駒
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