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2022年3月12日掲載 |
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写真は「枚岡自然と文化愛好会」の提供です。オリジナル作品は
近鉄奈良線枚岡駅の両ホームの待合室に展示されています。 |
確実に春が近づいています。コロナが流行り出してから3回目の
春です。今年はそれに加え、北の大国が他国に武力で侵入する騒ぎ
で世界中が頭を悩ませています。このままコロナの勢いが衰えてく
れることと、大国の横暴が止むことを生駒山麓から祈ります。
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ゴールまであと少し 枚岡神社 |
幼い子どもが急な神社の階段を登っています。固く結んだ
こぶしに、力いっぱいがうかがえます。しかし、この写真は
今の世相を活写しています。元気な子がマスクをするなどか
つてなかったこと。COVIDー19※(通称コロナウイルス)に襲わ
れたことを記録する一枚です。 ※コービッドナインティーン |
ねえ、神様 クリック:拡大
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おかあさんが一身にお祈り
をしています。願いの中味を
知る由もない幼子は、興味津
々とおじぎの先を探ります。
世間ではお願いしたいこと
は山ほどあるのです。
そして、その一番の願いは
“あなた”のことなのですよ。
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神社にて 枚岡神社 |
この記事を書いている最中
にも、人間界では大きな騒動
がもちあがりました。大国が
小国に攻め寄せたのです。
現代ではあってはならない
こと。それが起きてしまう今
の世の脆さと危うさ。でも人
々は祈り続けます、コロナも
争いもない安らかな暮らしを。 |
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②過 去 温故知新
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紅梅 枚岡神社 |
格子の外に梅の花が見えます。格子戸は我が国の文化が
育んだ優れものです。飛鳥時代に単なる飾りとして伝わり
ましたが、高温多湿な生活の中に取り入れられました。
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参集所の昼下がり クリック:拡大 |
空気が出入りしやすいこと。光を
取り入れられること。外から中は見
えにくいのに中からはよく見えるこ
と。また、外からの侵入を防ぎます。
日本家屋に多用されている格子は
先人の知恵が生み出したもの。
そして、先人の知恵はこれにとど
まりません。 |
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今直面する困難な問題にも知恵を
借りることができるでしょう。
コロナにはワクチンしかない風潮
ですが、先人は免疫力を高める発酵
食文化を育くみました。
江戸時代には、資源の再活用が
進み、「もったいない」の心を生み
出しています。争いごとも、大きく
ならないうちに収める庶民の知恵が
一杯あります。温故知新、先人の知
恵を今の世に生かしたいものです。 |
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③未 来 明日への希望
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ひなたぼっこ 枚岡梅林 |
冬の日の公園で、親子に暖かい陽ざしが降り注ぎます。
何の話かな?二人で楽しい明日のことを語り合っているの
でしょう。 |
今日も一日頑張ろう らくらくセンターハウス クリック:拡大
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太陽に向かって背伸びをし
ているあなた。いやに気持ち
よさそうですね。河内平野を
望む大自然の中、心も気宇壮
大になって明日も頑張れそう
です。
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春の花園ラグビー場 クリック:拡大
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現在はコロナ問題、地球温
暖化など地球規模の課題が一
杯。おまけにある大国のパラ
リンピック中の横暴な振舞い。
でも、人々は困難を切り拓き
乗り越え、この青空のように未
来世界は明るく輝くでしょう。
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新会長 湊 守雄さん
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写真提供:「枚岡自然と文化愛好会」
国定公園の指定を受ける生駒山麓
は、大阪府下では数少ない自然の貴
重な地域として広く知られています。
府民はもとより、府外からも四季の
移り変わりを求めて、登山やハイキン
グ等に訪れます。
「枚岡自然と文化愛好会」は、生駒
山の四季と、そこに悠久の昔から鎮
まる枚岡神社の神事、行事を写真等
をもちいて記録に残し、我々の大切な
文化として、次の世代に伝えることを
目的としています。
会長 湊 守雄
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第17回枚岡自然と文化写真展 令和2年11月17日~23日
東大阪市民美術センターにて
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<シリーズ バックナンバー>
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写真提供:枚岡自然と文化愛好会
編集:楢よしき R.山口 校正:葵 SE:クニヒコ
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