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2023年3月12日掲載 |
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写真は「枚岡自然と文化愛好会」の提供です。オリジナル作品は
近鉄奈良線枚岡駅の両ホームの待合室に展示されています。 |
寒さが和らいできました。枚岡梅林の梅も見ごろを迎えています。みな
さんはいかがお過ごしですか。コロナ対策も大きく変わろうとしています。
このまま終息に向かうことを願いますが、油断は禁物です。
さて今回の生駒山麓風物誌は、主に、枚岡神社の平成令和の大造営
の締めくくりとも言うべき摂社若宮社の造営に関する写真を多く見ていた
だきます。地元民にとって、大造営の完了は喜び一杯の慶事です。
index
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①大造営完了を喜ぶ
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若宮上棟祭
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若宮上棟祭 クリック:拡大
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若宮上棟祭 クリック:拡大 |
平成・令和の大造
営を続けていた河
内國一之宮枚岡神
社で、氏子たちの
喜びの声があがり
ました。
二の鳥居、本殿
改修などの一期工
事の完成に続き、
二期工事の完成が
近づいたからです。 |
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正遷座を待つ クリック:拡大 |
二期工事は、末社一言主神社
、飛来天神社の再興と、天神地
祇社の改修が含まれます。
その中でも、最も重要なのが
摂社若宮社の改修工事です。 |
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歌舞の業 |
摂社若宮社 クリック:拡大 |
改修工事がつつがなく完了し、若宮社
の祭神が座に戻る正遷座祭が執り行われ
ました。長期にわたる工事の完了で、地
元氏子たちの喜びもひとしおです。
この若宮社は、本社の御子神をお祀り
しています。水神さんとしても深く信仰
されていて、生駒山の恵みの水を山麓に
もたらすとされています。
社殿の背後に出雲井の井戸があり、生
駒山の清冽な水が湧いています。 |
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②粛々と続く営み
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雪の枚岡神社 |
梅花祭 クリック:拡大 |
自然は秋から冬へと枚岡神社
にめぐってきます。凍てつく中
を参拝する人の影があります。
そして春、梅花祭の神事から
生駒山麓におだやかな季節が訪
れます。
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閉扇の儀 クリック:拡大 |
夏は夏越大祓(なごしのおおはらえ)と燈明
祭、秋は秋郷祭(しゅうごうさい)、年のし
めくくりはお笑い神事など、多くの人が
知る神事で季節はめぐります。
私たちが知らない神事を含めると、三
百六十五日が祈りの日々です。
その祈りが古代から粛々と営々と続い
ていること、また、社殿が地元の人々の
力で守り続けられてていることに心動か
されます。
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顧問 湊 守雄
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写真提供:「枚岡自然と文化愛好会」
国定公園の指定を受ける生駒山麓
は、大阪府下では数少ない自然の貴
重な地域として広く知られています。
府民はもとより、府外からも四季の
移り変わりを求めて、登山やハイキン
グ等に訪れます。
「枚岡自然と文化愛好会」は、生駒
山の四季と、そこに悠久の昔から鎮
まる枚岡神社の神事、行事を写真等
をもちいて記録に残し、我々の大切な
文化として、次の世代に伝えることを
目的としています。
顧問 湊 守雄
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<シリーズ バックナンバー>
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写真提供:枚岡自然と文化愛好会
編集:楢よしき R.山口 校正:葵 SE:クニヒコ
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