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2024年3月2日掲載 |
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写真は「枚岡自然と文化愛好会」の提供です。オリジナル作品は
近鉄奈良線枚岡駅の両ホームの待合室に展示されています。 |
令和6年の元日に起きた能登半島地震、まだまだ本格的な復旧活動が進ん
でいないようです。一刻も早い対策を期待します。
さて年が開けて最初の生駒山麓風物誌です。今回で69回目となります。
登場していただくアマチュア写真家さんの感性を感じ、主張を読み解くの
が楽しみです。的外れの予想も多いかも知れませんが、一枚一枚の写真と対
面し、対話するのは鑑賞者の特権です。さあ、みなさんも写真と対話してみ
てください。
index
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①一人を撮る
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坂道もルンルン(枚岡駅前)
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神に捧げる(枚岡神社) クリック:拡大
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人を撮る時、出会いが命で
はないでしょうか。モデルさ
んでない限りポーズを注文す
るわけにはいきませんから。
坂道を自転車で軽快に登る
女性。袖が翔になって滑空し
てるようです。
巫女さんが扇を開いたその
瞬間。まるで花が咲いたよう
に見えませんか。
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ベビーの花見(枚岡梅林) クリック:拡大 |
赤ちゃんにポーズの注文は
つけられません。心地よい陽
射しの中、赤ちゃんが何かに
語りかけています。
桜の枝で季節感も写り込ん
でいるほのぼのとした光景。
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②大勢を撮る
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シニアの花見(花園公園)
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大勢の人を撮らなければ伝わらないものもあります。和や
か、にぎやかなどです。 |
雪の日の河内音頭まつり(枚岡神社) クリック:拡大 |
近隣の人たちが集まって来
られたのでしょう。自転車も
見えます。ワイワイがやがや
、だれが仕切るでもなく、自
然体の花見の風景。
季節外れの盆踊り。お祭り
好きが“雪も嵐も何のその”と
、輪になっています。「踊っ
たら温まりますよ」のエネル
ギッシュな世界です。
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迫力満点(枚岡神社) クリック:拡大 |
こちらの大勢は、大混乱の
鯉の群。餌に近寄りたいので
、上へ上へと盛り上がります。
生きる執念に圧倒されるシ
ョットです。われわれ人間社
会の一面でもあります。悲し
いけれど・・・。
※面白うてやがて悲しき池の鯉
本歌取り 楢
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➂自然を撮る
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花の輝き (三重県) |
自然を対象に撮る写真も、撮影者の頭脳のフィルターを
通したものです。そこからは撮影者の感覚や心情を読み取
ることが可能かもしれません。 |
桜(枚岡公園) クリック:拡大 |
花の輝きの写真は、とても
美しいものです。でもこの一
枚を撮るために、かなりな苦
労があったのでは?聞いてみ
たいものです。
桜の写真です。が、私には
、だれも座っていないベンチ
の方が気になります。影の主
題があるのでしょうか。
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トトロ苔アート(額田辻子谷) クリック:拡大 |
ハイカーが写っています。
脇役のようです。作者は苔の
美しさが見られる登山道に誘
っているように感じます。
写真家はその一枚一枚にメ
ッセージを託しています。
見せてもらう私たちは、ど
こまで迫れるのか。みなさん
も挑戦してください。
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顧問 湊 守雄
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写真提供:「枚岡自然と文化愛好会」
国定公園の指定を受ける生駒山麓
は、大阪府下では数少ない自然の貴
重な地域として広く知られています。
府民はもとより、府外からも四季の
移り変わりを求めて、登山やハイキン
グ等に訪れます。
「枚岡自然と文化愛好会」は、生駒
山の四季と、そこに悠久の昔から鎮
まる枚岡神社の神事、行事を写真等
をもちいて記録に残し、我々の大切な
文化として、次の世代に伝えることを
目的としています。
顧問 湊 守雄
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<シリーズ バックナンバー>
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写真提供:枚岡自然と文化愛好会
編集:楢よしき 校正:葵 SE:クニヒコ
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